【第6回漫画脚本大賞結果発表】「絵が描けない」あなたも漫画家になれる！ 「アフタヌーン」と「週刊少年マガジン」が共同で開催する、文字だけで連載が決まる史上初の漫画賞の結果発表です！
22/05/02
応募総数1223本！ 優秀賞2本!! 奨励賞2本!!
大賞は出なかったものの、優秀賞が2本も出ることに!! 白熱した選考を勝ち抜いた、ハイレベルな受賞作を公表させていただきます!!
優秀賞
『完璧ヒロイン天城さんとx人の影武者』
石原宙
賞金10万円
【作品講評】
ラブコメとしての夢にあふれつつ、これまでにあまり見たことのない新規性のある設定が魅力の作品!! 作者さんのサービス精神が旺盛で、「読者の人をこのシーンでこう喜ばせたい」という演出意図が明確な点が好印象でした!!（週刊少年マガジン編集部・土屋）
優秀賞
『所詮クラスはこの世の縮図』
高橋朋広
賞金10万円
【作品講評】
誰もが気になるお金の話を＜高校生×資産形成授業＞という企画に練り上げた一作。教師の引き立て方や1話で読者を揺さぶる構成など、脚本を補強するための工夫が多く感じられました。「エンタメを作る！」という姿勢が大変頼もしいです！（アフタヌーン編集部・方山）
奨励賞
『（ネタバレ防止のためタイトル非公表）』
春川千里
賞金5万円
【作品講評】
自身の特殊な経歴を武器にしたリアリティある描写が審査で注目を集めました。それでいてその特殊環境だけではなく、人間関係に悩んで心を動かす人物たちを描こうとする脚本が爽やかで魅力的!! （アフタヌーン編集部・方山）
奨励賞
『ホーム／ライフ』
青谷真吾
賞金5万円
【作品講評】
人間社会の恐ろしさをとにかく感じさせる稀有なシチュエーションを描いたサバイバル＆サスペンス作品!! とにかく読ませる展開の連続でぐいぐい引き込まれました!! 価値観を揺さぶるようなテーマ性も持っているのも素晴らしかったです!!（週刊少年マガジン編集部・土屋）
総評
週刊少年マガジン編集長・栗田宏俊
漫画の原作は、文字を書き始める前にすでに受賞出来る作品かどうか決まっています。つまり設定、プロットが命です。文章のウマいヘタはあまり関係ありません。今回は大人しい設定の作品が多くて残念でした。思わず笑っちゃうような凄い作品が読みたいですね！
アフタヌーン編集長・金井暁
飛び抜けて「絶対これ！」という作品はありませんでしたが、どの作品にも物語の出発点にオリジナリティのあるアイデアが仕掛けられていて、読んでいて楽しかったです。自分以外には書けない物語って何だろうと自分に問い掛けてみると、答えが見えてくると思います。
