氷河期を迎えて滅びかけた世界――。
生き残った少数の人類は、自給自足の生活を強いられている。
ダメ人間のユキは、リッカという少女と同居しているが、病弱なリッカはやせ細っていくばかり。
彼女に1日3食おいしいものを食べさせてあげたい……クズだけど、ダメだけど、イヤだけど、大事な君のために働かなくては!
③巻の内容は…
★食糧難だが、工夫して食事を作ってくれるリッカに、
シイタケが嫌いだとなかなか言い出せないユキだが…。
★ダメ人間のユキに、後輩ができることに!
後輩を上手に指導できるのか!? 新たなる試練。
★3年後――リッカが別のビオトープに移って、
勉強をしたいと言い出した。親代わりのユキの決断は。
世界は滅亡寸前だけど、お腹は減るし、毎日は続く。
氷河期の寒空の下、ゆるっと生きる人々を描くホームドラマ、完結巻。