かつて恋した女性を探して吸血鬼の青年・ザハが訪れたのは、日本の静かな町の古い家。 そこには老婦人とその孫娘の3人が住んでいた。 人間とは生きる時間も価値観も違うザハだが、彼女たちと共に過ごすうち、人間を知り、恋した相手の数奇な人生を紐解くことになっていく。
奈良県出身。 「ふしぎの国の私」で四季賞2021夏のコンテストで大賞を受賞。 小説「魔王の帰還」をアフタヌーン2021年6月号よりコミカライズ連載開始。