2024年度本屋大賞第5位ランクインの王道ファンタジー小説が新鋭・薄雲ねずの流麗な筆致で待望の漫画化!
しがらみの多いシュライヴァの地を離れ、騎士団長の父とともに呪われた地とされるレーエンデへ旅立った姫・ユリア。
琥珀色の瞳を持つ青年・トリスタンと出会った彼女は、自分の生き方を考え始めるが、やがて帝国をゆるがす事態に巻き込まれてゆく──。
2006年、『煌夜祭』で第2回C・NOVELS大賞を受賞しデビュー。
著書に「〈本の姫〉は謳う」、「血と霧」シリーズなど。
アフタヌーン四季賞2020年冬のコンテストで『石読み』が四季賞受賞。本作が初の連載作品。