あらすじ
家がお隣同士のリツとサトルは幼いころから仲良し。高校卒業後も一緒に地元を離れ、東京に行くことを約束していた。ある日、リツはサトルの家で進路希望調査票を見つける。そこには地元で 就職を希望する旨が書かれていた。
藤島康介氏のコメント
2人の関係性が美しく、最後まで心温まる作品でした。人間の一生を描くというのは、大変なことです。この作品は、大変なことを成し遂げながら、キャラクター・ストーリー共に破綻なく、55ページにまとめています。また、55ページという分量も、このお話を伝える上で、過不足ないちょうど良いページ数でした。絵柄も爽やかで、特にラストの見開きは会心の出来だったと思います。商業連載向きの作家さんだと思いますし、そのような方に大賞を与えられることが嬉しいです。
受賞者のコメント
大好きな漫画を今も描いてるよと小さい頃の自分に伝えたいです。漫画を描くのが楽しくて仕方ないので、この右手が動かなくなるまで描き続けます! 今回、関わってくださった方々に大感謝です。ありがとうございました!