あらすじ
児童作家を目指す青年・チャールズは、「説教臭くて難解」という理由から作品を受け入れてもらえず、苦渋の日々を送っていた。弟への借金を返済するため、実家の家業を手伝うことになった彼は、弟の娘で、絵を描くのが大好きな一人の少女と出会う。
藤島康介氏のコメント
これが一番好きでした! まず、見開きの扉の表情で一気につかまれてしまいました。これが物語の冒頭にあることで読者がこの後もページをめくってしまうような、うまい仕組みだったと思います。冒頭の扉だけでなく、要所要所で強い表情・構図の見開きを入れてくるのも効いていましたね。キャラクターの感情と行動原理がちゃんと伝わってきたので、ストーリーに乗っていきやすかったですし、余計なところも足りないところもなくてすごく読みやすかったです。
受賞者のコメント
飛び跳ねるほど嬉しいです! 自分一人では描けなかったと思うので、今まで自分に関わってくださった全ての方に感謝しております。この機会を活かせるよう、これからも尽力して参りますので、宜しくお願い致します。