あらすじ
葛飾北斎の娘・栄(応為)は父親ゆずりの情熱を持った絵描き。そのこだわりが災いして夫と離縁するはめになる。自分の描きたいものを模索し続ける中、長崎のオランダ商館から特殊な技法を使った絵の依頼が来た──!
沙村広明氏のコメント
今回の投稿作の中で、一番読みやすい作品でした! 葛飾北斎の娘、というテーマは北斎周りではメジャーなテーマですが、面白い作品に仕上げられていると思います。オチも小気味よく、顎が出ていたといわれる主人公を魅力的に見せるキャラクター描写も良かったですね。マンガを読ませる技術は申し分ないので、ハッとするような絵作りと構図に、次回作ではチャレンジしてほしいです。
受賞者のコメント
謎が多い葛飾応為ですが、様々な文献や現存している作品をもとに、実はこうだったりして?と自分なりに楽しく描くことが出来ました。応為を知らない方が、知る機会になれれば嬉しいです。賞を糧に邁進していきます! ありがとうございます!!