沙村広明氏のコメント
文句なしの王道で素晴らしいストーリー! 「宝塚」の厳しい世界に入ることすら叶わなかったのに、先生にならなければいけない主人公の焦燥がひしひしと伝わってきて、鮮烈な印象を残しました。挫折という暗くなりがちなテーマを扱っているにもかかわらず、キャラクターが泣き出してしまうシーンを重たく感じることなく、スッと心を動かされます。心理描写が非常に丁寧で達者。次回作を楽しみにしております。
受賞者のコメント
まずはこの作品を書くために取材協力してくださった方、設定に協力してくださった方へ御礼申し上げます。作品の内容については、フィクションとして割り切れと言われても無理があると思うので、気を付けて読んで下さい。